<田中印刷所なんでも実験室>バーチャルマネキン遠隔操作編

バーチャルマネキンを遠隔操作して接客や受付を無人化できる

最近新型コロナの影響でバーチャルマネキンを導入したいという問合せが増えております。
今は同じナレーションと映像を繰返すことと、人感センサーを使用して人を感知すれば必要な動画を再生するタイプやボタン選択で映像を切替えるタイプがあります。
これらには対話機能がなく一方的に伝えたい情報を流していただけでした。

そこで対話ができるタイプとしてバーチャルマネキン、VTuberシステム、ZOOMを使って離れたところからでもバーチャルマネキンを遠隔操作することができるのか?という実際に行ってみました。
※以前にHDMIで繋いだものは実験しておりましたが今回はネット回線のみでのデモです。

▼実験は、支社にバーチャルマネキンが設置してあり、それを本社側で遠隔操作するという想定です。

<田中印刷所なんでも実験室>バーチャルマネキン遠隔操作編

 

本社側に必要な機材

1、VTuber、ZOOM ソフトがインストールされた高性能パソコン。デモではVTuberソフトとして「3tene」を使用しています。
2、有料版のZOOM(常時接続のため)
3、お客様の様子を観るためのパソコン。
4、お客様と会話をするための音響設備

 

支社側に必要な機材

1.バーチャルマネキンEZR or EZR卓上型。
2、ZOOM ソフトがインストールされたパソコン。
3、お客様の様子を撮影するWebカメラ、会話用のマイク。
4、パソコンとバーチャルマネキンを接続するHDMIケーブル。
5、来客を本社側に知らせる何らかの仕掛け。

使用方法は、本社側が「3tene」を立ち上げてZOOMを立ち上げ、ZOOMの機能である画面共有で「3tene」を使用し、モニター画面をアバターの映像にして位置や大きさを調整して、支社側はバーチャルマネキンのプロジェクターと繋げておいてZOOMに参加し、位置のズレは本社側で調整すれば投影できました。

日中営業マンが出払ってしまうところなどで活用できる、無人になる支店等を本社側からコントロールできるバーチャルマネキンの遠隔操作でした。本社と支店ということではなく、会社受付玄関と総務部ということなどでも可能です。