BIPROGY株式会社様本社で受付AIアバターを体験してきました。

BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)様が東京豊洲本社1Fロビーに受付AIアバターを試行設置したというご案内をいただきましたので、東京出張のおりに体験してまいりました。

BIPROGY株式会社様本社で受付AIアバターを体験してきました!【田中印刷所(社長ブログ)】


体験レポート

BIPROGY様が東京豊洲本社1Fロビーはものすごく広くて、現状は中央に有人受付があります。その有人受付の前に43インチ程度の縦型に設置された液晶モニタスタンドが設置されてその画面には受付AIアバターの「ROGY」が出迎えてくれます。
この受付AIアバターに事前にお打ち合わせする BIPROGY様の社員から伝えていただいた来館番号を伝えると、当該社員のスマートフォンに通知が届き、お出迎えいただける仕組みとなっております。

まず、足跡マークのついた指定場所に立って「おはよう」か「こんにちは」と話しかけます。これが会話のスタート合図でシステムが動き始めます。私はどうも滑舌が悪くて「ROGY」は認識してくれません。指向性の強そうなマイクがモニターの上に乗っているのですが、何回やってもダメでした。そういう人向けにフットスイッチも用意してあって、それを押せばスタートします。受付番号を聞いてきますので、158322と答えますと番号を読みながら確認し
てくれ、裏では来館リストにある人かどうかも確認して、担当者に158322が来ているよって通知をいたします。OKであれば「担当者が参りますので、しばらくお待ちください。」と言われて待機するという手順です。
私は緊張して受付番号を言い間違えましたので、再度最初からやり直しをいたしましたが、何とか受付を済ますことができました。

このようなシステムで既存業務の効率化や無人化に繋がっていけば良いと思います。BIPROGY様では アバターとのより自然な応対による効果を検証すべく弊社のバーチャルマネキンやキュービックスクリーンminiへ発展する予定となっております。

受付業務の効率化、無人店舗でも接客対応でお困りのことがございましたらお気軽にお声がけください。

余談ですが、BIPROGY様はAI業務問い合わせ自動応答サービス「RinzaTalk」という自然言語解析技術を応用し、動くシステムをお持ちです。今話題のチャット生成AI「ChatGPT」とよく似ているのですが、「RinzaTalk」では企業用に開発されたアプリケーションで、想定される質問と回答をあらかじめ用意して、間違いのない受け答えができるのですが、今回の受付AIアバターには搭載されていませんでした。
お話ではBIPROGY様既存の受付システムと連携したもので、有人の受付と同じデータで案内しているとのことで、既存のシステムと連携するシステムを作ることができるのはシステム開発会社ならではと感じました。
今後、「RinzaTalk」を使った企業受付や対面販売のアバターの出現を期待するところです。